いつもお世話になっております、今回は最近行った活動の1例についてご報告、ご紹介いたします。
3月上旬には、大手食品製造メーカー様にお邪魔させていただき、TPSセミナーを開催いたしました。TPSとは、ご存知のとおりトヨタ生産方式(TOYOTA PRODUCTION SYSTEM)の頭文字のことで、トヨタグループの根本的な考え方のことです。経営思想といっても良いのではないでしょうか。
簡単にまとめると、お客様が必要としているときに、必要なものを、安全に、安く作るために、徹底したムダ取りを行い、原価低減をするというものです。また、これらを実施するために、阻害要因となるものを取り除く活動、これが「改善」である、ということをご説明してまいりました。
すると、お客様の1人から、食品業界でも当てはまるのか?といったご質問をいただきました。
このご質問について、みなさんはどう思われますか?
もちろん、作るものは違いますし、生産のリードタイムも全く異なります。しかし、お客様が必要とするものを必要なときに提供するという考えは、どの企業様でも同様であると私は思います。上述のとおり、TPSとは自動車を組み立てる説明書ではなく、経営思想であるため、形はちょっと違っても、応用のできるものです。製造現場でも、流通現場でも、あるいはサービス現場でも、そこに物の流れがあるかぎり。
トヨタL&F西四国では、現場調査、改善のご提案はもちろん、フォークリフト安全運転講習会、TPSセミナー等、さまざまな形でお客様のお役に立てるよう、活動してまいります。
明日はある運送会社様に改善のご提案にうかがう予定です!
PR