先日、あるお客様を訪問し、現場調査をさせていただきました。
製造業のお客様で、前回はフォークリフトが関わる物流現場を調査し、ご提案をさせていただいています。
今回は、製造現場での課題を見つけ、改善案を提案してほしいとのご要望でしたので、製造現場に入り、作業動線、作業手順等を1つ1つ確認していきました。
作業動線を確認するのは、作業する上で障害となる設備や物は何か、どうすれば作業しやすくなるかを提案するためです。作業手順については、作業者の方によって作業方法や時間が異なる場合、どういう作業手順が1番早く、やりやすいかを見極めるための確認です。どちらも、作業者の方がいかに楽に、効率よく作業できるかを追求するものです。
生産を上げるために労働時間を長くする、休憩時間を少なくする、といった労働強化ではなく、決まった時間、人数の中で、どれだけ効率よく生産ができるかを考察する、その中で阻害要因が何かを見つけ、改善によってそれを削減するのがTPSの考え方であり、その考えにのっとって調査をさせていただいているのです。
これから現場調査をもとに改善案を作成し、ご提案させていただく予定となっています。
またご報告いたします!
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