今日は、主に倉庫内など狭い場所で使われるリーチタイプフォークリフトのご紹介です。
トヨタのリーチ車は「ジェネオR」という名前が付けられています。

リーチリフトには、普通のフォークリフトと大きく違う点がいくつかあります。
①立って運転すること
・・・狭い場所で使用され、また、乗り降り回数が乗車型に比べ多い現場で使用されるため、リーチタイプは立って運転する構造が主流になっています。

②マストの出し入れができる
・・・小回り性を良くするため、リーチタイプのフォークリフトはマストが前後に動きます。マストを引き込めば全長が短くなるため、少ない通路幅で作業ができるというわけです。このマスト前後移動幅をリーチ量といいます。

③デッドマンブレーキを採用していること
・・・リーチ車は乗車型フォークリフトと違い、デッドマンブレーキを採用しています。これは、通常走行するときはブレーキペダルを踏んでおき、離すとブレーキがかかるというものです。立ち乗り型であるため、万が一振り落とされた場合、すぐに停止する仕組みです。

その他、タイヤ径が小さい、駆動輪はドライブタイヤ1本である、アクセルペダルは無く、レバーで前後進する、といったことも普通のフォークリフトと異なる点といえます。また、トヨタフォークリフトでは、急旋回時にアクスルをロックし、転倒を防止する装置、オペレータが運転位置にいないときには荷役、走行機能を停止するといった安全機能を標準装備しており、作業される皆様の安全作業に貢献しています。
今日は、リーチタイプフォークリフト「ジェネオR」のご紹介でした!
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